Architecture/House

Y Project

前面道路からの騒音の遮断やプライバシーを守るため、緩衝空間としての外部テラスを設ける。

各機能である水廻りや寝室などは壁によって区切り、開口部によって関係付けられるように操作した。

これらの開口部は外と外、外と内、内と内という各段階に於いて境界を再構築する。

ランダムに見える開口部は、光や風の入り方、周辺建物の配置等の「外部環境」と、高さや視線等の関係やプライバシーの

密度による、見える-見えない等の視線を操作するような「内部環境」を等価に扱うことで入念に決定された。

外部から内部あるいは内部から外部に連続した開口は、内外のレイヤーを横断する意識を芽生えさせる。

これにより、住まい手である主体が気持ちの良い居場所を自らが選び取っていけるのではないだろうか。

シンプルで閉じられたボリュームに開口操作するだけで内外の関係性を多重化し、人間や動物にとって本能的に

快適と思える居場所を作ることを目指した。

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